サブゼミC班 3回目-分裂とその統合を起こす建築とは-

今回はサブゼミC班3回目の報告です。
3回目は、岡崎乾二郎ルネサンス 経験の条件』を復習した後、岡崎の芸術理論を建築の制作理論に展開していきました。
その展開の手助けとして、①コーリン・ロウ『マニエリスムと近代建築』(伊藤豊雄・松永安光訳、彰国社、1981)の p203-230「透明性-虚と実」、②青木淳『フラジャイル・コンセプト』(NTT出版社、2018)の p211-264「建築をバラバラなモノとコトに向かって開くこと」を取り上げたのち、新建築・住宅特集に掲載されている現代建築について議論しました。
以下その内容と感想です。