5/28 ゼミ発表 D班1回目
D班の今年度1回目のゼミです。
B4は小論文や卒業設計のテーマ決めに関わってくるため、本当に興味があるのか・具体的には何に強い興味をもっているかなど、根本的な質問が出ることがありました。
陳穎禎「台湾阿里山地域における蕃産物交易所に関する研究」
[発表]
・鉄道に沿って形成される市街地の研究→5つの駅を対象とする。十字路は商業のネットワークとして機能していることに着目
・交易業者劉一族を中心にみる蕃産物交易所→阿里山地域は平和的に事業を行い模範となるような地区であり劉一族はもともとそこの役人であった
[質疑]
・交易所と交換所の違い
・十字路駅の地図の詳しい説明
池田薫「自由が丘の昔と今」
[発表]
・自由が丘の変遷、宅地化→電鉄会社と耕地整理による宅地化の発展
・自由ヶ丘の誕生→自由ヶ丘学園の設立によって文化人たちが自由ヶ丘と勝手に住所を送り既成事実を積み上げ正式名称とした
[質疑]
・宅地化を目指して開発が行われたわけではないのか
・宅地化に興味があるのか
芦谷龍征「闇市由来の商店街」
[発表]
・闇市の発生場所と建築の使われ方
[質疑]
・闇市の何が楽しいと思っているのか
・リノベーションの方に興味があるのではないのか
祐川牧子「設計協議から見るリージョナリズムについて」
[発表]
・駒ヶ根市総合文化センター文化会館のコンペ案からリージョナリズムを見つけていく
・地域性を活かした作品が選ばれたが、独創性に乏しく傾斜屋根をかけて風土性を強調しただけと批判も多く出た。
[質疑]
・参考資料の『建築設計競技選集1945〜1990』はどのような建築が乗っているか
・伝統的手法の伝統とは
・屋根について
吉永ほのみ「東京湾内湾沿岸の漁村集落の変遷に関する研究」
[発表]
・研究内容紹介→漁村集落社会に注目し今までにない視点から東京の都市史を描くことを目標とする
・『水都学Ⅲ』陣内秀信•高村雅彦 法政大学出版局(2015)
これを読み足りてなかった視点や作業方針の確認を行う
・『江戸深川情緒の研究』深川区史編纂会編 有峰書店新書(1971)
・今後の作業→近世〜近代移行期に関する一定の理解形成、視点の整理、ケーススタディの集落選定
[質疑]
・当時の建物の建ち方は見ていかないのか
おつかれさまでした。
M2 吉永