2017/4/26 M2頭出し
はじめまして、今年度から青井研所属となったB4の片山美樹といいます。凄まじい先輩方の後を追っていけるよう頑張ります!
今回は4/26のM2の方々の頭出しです。投稿遅れて申し訳ございませんでした。
古谷さん
・横浜関内外には、戦後1950年代に建てられた防火帯建築が今でも数多く残っており、横浜の都市組織としてその街並みを形成している。防火帯建築の中庭は駐車場として利用されたり、店舗のバックヤードのようなものが乱雑に増築されている。
・防火帯建築に焦点を当てた既往研究に中庭型建築(街型区建築)に焦点を当てて研究をしているものは存在しない。
・防火帯建築とその中庭に注目することで、当時の都市計画とそれに関わる思想を明らかにする。
質疑
Q.直行して建てられている問題は?
A.助成金を使わずに建てられているから(助成金なしでも建てられる)
Q.中庭に注目するおもしろさは?
A.ハンブルク復興計画を理想とし横浜に当てはめようとしていた。
Q.中庭に注目するメリットは?
A.(おそらく)住民に保障された公園として使えるからではないか?
西さん
1990年ベルリンの壁崩壊後東西統一されたドイツでは近世に建てられた国会議事堂(ライヒスターク)が「国民に開かれた新たなドイツ政治」を主題にノーマン・フォスターにより改修し、現在も議場として利用されている。政治、経済、産業、さらに建築運動が大きく変動していた近代ドイツにおいて国会議事堂が随時どのように捉えられていたか。
質疑
Q.ライスターク自体は変わってる?
A.案で終わってる。コンペ編んで考えていく。
Q.工作連盟はバウハウスとライスタークは関係している?
A.あんまからまない。表現主義者はおおそう。
Q.クリストの梱包とは?
A.次の時代に入るための繭みたいなやつ。メタモルフォーゼする前のもの。
Q.何の研究?
A.政治体制と建築の政治思想の齟齬がライヒスタークに展開されているのではないか?
中井さん
・稲荷信仰は民衆生活に密着しその展開が多様性に富む。信仰の定義は融通無碍に変化させられてきたため明確な理論がなく、アノニマスであり宗教組織体としての主体が存在しない。
・東京23区内で約三千社あるとされる稲荷社とその周辺の生活空間の関係性は、管理や所有を介してドラスティックに変遷してきた。
質疑
Q.稲荷間のヒエラルキーはあるか?
A.神道的稲荷は丁寧に祀られていたり、民族的稲荷は丁寧でなかったりはする。
Q.伏見稲荷に注目して何をする?
A.神道的稲荷が研究対象。個人的に祀って肥大化していき形容できない、定義を待たずに都市空間に溢れている。
Q.お賽銭の収入は誰の元に?
A.わからない
Q.除地とは?
A.税金が免除された土地
Q.なぜ台東区?
A.密度、山手とした街という二つの属性をどちらも包括されているから。