サブゼミA班 第一回発表
5/13に2015年度サブゼミ発表がスタートしました。
トップバッターは「形態」を取り扱うA班でメンバーは吉永、祐川、池田、芦谷です。
A班第一回目の発表は
ヴィンセント・スカーリー著 長尾重武訳 『近代建築』 (鹿島出版会 1972)
を取り扱いました。
この本は、建築が社会的背景や建築家の言説といったものはほとんど書かれておらず、建築のフォルムがどのように変形を繰り返しているかを追っていっているものです。
ピクチャレスクと古典的な形態といった反する2つが重要な要素として挙がっていて、様々な建築家が新たな操作により既存のスタイルからの離脱を試みている姿を形態を通して見ていきました。
形態から読み取っていくのは理解できるところもあれば、共感しづらい所もあり、形態を読み解くむずかしさを感じた第一回目の発表でした。
私たちの発表では、形態を見ていくということで、文章での説明は最小限にし写真を多く用いたレジュメを作成するようにしました。
1回目の発表を終えてみて、パワポの大きな画面で写真を指しながら発表をした方が、伝わりやすそうだと思ったので、2回目の発表時には改善するようにします。
B4 芦谷