4/24 M1・D4頭出し
前回の投稿からかなり期間があいてしまいました。
2014年度の最初のゼミミーティングでした。
まずはM1のあたまだしとジョージさんのこれまでの研究概要。
これから研究するテーマについて考えてきたことをそれぞれに発表しました。
吉田 郁子 「房総半島の歴史的集落アーカイブ化に関する研究」
[発表]・千年続くような村を調査し記録・類型しアーカイブする
[質疑]・どうして房総半島にこだわるのか。地形と生きていくための土地との関係。
・文化的環境=その場所を構成するあらゆる要素のアーキテクチュアをみること
神崎 竜之介 「帝都復興にけるバラックの形成と変容に関する研究」
[発表]・関東大震災以後の、区画整理とそれに伴うバラックの形成と変容に着目したい。
・特に神田の上の手と下町で比較する
[質疑]・バラックに興味があるのか、神保町に興味があるのか
・他の災害でのバラックを調査すればまだ聞き取りが出来る
・仮設姓の建築論を広げて行く可能性
平場 晶子 「都市・治具・身体」
[発表]・都市の中で、身体の振るまいがいかに反応・変化・対応・押さえつけられてきたか
[質疑]・イリーガルなことと、制度のニッチをぬって都市空間を読み替える2つの視点が見えるが、興味はどっち
・今起きている都市の中でこの視点で見ると見える見え方がある
吉永 ほのみ 「都市型漁村集落の再開発に関する研究」
[発表]・60年前とは埋め立てによって大きく異なるが、都市構造や生活は保存されている。その原因を明らかにしたい。
[質疑]・強い共同体意識。漁業じゃなくても内陸部でも事例があるんだろうか。
・沿岸部を網羅する形で研究するとある部分での東京の形成が浮かび上がるのではないか
笠巻 優也 「台湾濁水渓河系の近代化に伴うネットワーク構造の転換・都市の変容に関する研究」
[発表]・青井研として台湾の調査をしてきたが、推論の域を出ないと感じるので自分の研究として詳細につかみたい。
・濁水渓河系の4つの類型に5つ目(沿海河港都市)を加えた
[質疑]・研究室のプロジェクトを自分の物として負っていく
陳 穎禎 「阿里山鉄道沿線の交通・産業の転換における市街地の形成・変容に関する研究」
[発表]・対象値:阿里山、対象時期:17世紀漢人移民の頃から日本植民地期頃まで、近代化
・阿里山鉄道沿線における原住民の世界と産業の発展による社会・空間構造の変化
・今後の作業について。黄表紙5月提出。
[質疑]・理蕃政策で登場する有力者とはどんな人か。今後具体的な空間変遷まで見ていくのか。
まだまだ自分が本当にやりたいことは洗練されていないですが、研究を進めながらも何に向かいたいのかを毎回突き詰めていってほしいと思います。
M2 さとうあやな