2016 6/23 ゼミ発表 A班

今日の発表者は門間、中村、保川、中井、小見山の5人でした。

 

門間 『「建築と災害」に関する史的研究』、中村 『東京論から見る湾岸論と東京都政』、保川『廃墟を定義する』、中井『稲荷社の研究』、小見山『大宮東口における人の生活圏と土地・建物の所有・商店の関係』

 

門間 翔大 『「建築と災害」に関する史的研究 —1920–90年代の災害に関する種々の実践に注目して—』

[発表]

  • JPA プレハブ建築協会について 設立、事業内容、活動について
  • 災害対策のための体制
  • プレハブ産業に注目した年表

[質疑]

  • 仮設住宅も社会資本であるのか、災害時の仮設住宅はどの程度のものか
  • 仮設のストック化の難しさ
  • 1975年の神奈川県との協定のタイミングで何が起こったのか
  • 仮設住宅厚労省の管轄

 

中村 彩 『東京論から見る湾岸論と東京都政』

[発表]

  • 1960年 東京計画1960 1980〜 都市論ブーム 江戸東京論 2000〜 新東京論 2010〜 東京オリンピック論 湾岸郊外論
  • タブララサ(白紙状態)の実態と湾岸
  • 東京の首都性とは
  • 東京都政の変化と特徴
  • 鈴木俊一丹下健三について

[質疑]

  • 60年代の遷都論は東京に首都機能を集中させたものなのか
  • タブララサとはどのような状態なのか
  • タブララサ⇔コンテクスチャリズム
  • 湾岸部の新しい都市の中心的存在とは具体的にはどのような計画だったのか
  • 江戸東京論は80年代のみを指す
  • 具体的な形成過程を見ていくのが良いのでは、湾岸全体を見ていく

 

保川 あづみ 『廃墟を定義する』

[発表]

  • 多木浩二 『生きられた家』 生きられた家に働く作用 生きられた家と建築家の作品の裂け目 意識と無意識
  • 中島 義道『時間の哲学する』 不在への態度 時間におけるウチとソト 未来の「ない」と過去の「ない」
  • 先の本で見た概念と廃墟の結びつけ

[質疑]

  • 生きられた家とはどういう事か
  • 廃墟レポートを書いてみるのはどうか

中井 希衣子 『稲荷社の研究ー宗教的役割ー』
[発表]
・マリア信仰への見解 プロテスタントカトリックの違い
地母神の拒否 父性宗教と母性宗教
・中世都市とマリア信仰
・堀 一郎『日本宗教に社会的役割』
[質疑]
・稲荷信仰とはどのようにつなげていくのか
・稲荷神社が増加した時期はあったのか
・何と結びついて広がっていくのか
・稲荷信仰の研究はいくつかあるのでは


小見山 滉平 『大宮東口における人の生活圏と土地・建物の所有・商店の関係』
[発表]
・論文の構成 Ⅰ 大宮の主な歴史 Ⅱ 資本開発期 Ⅲ 開発後共存期
中山道の沿革
・大宮宿について あまり宿泊に使われなかった 小休憩での利用
高島屋大宮店の開店までの経緯
[質疑]
・払い下げの中で大宮で言えることは
・第一章は何のために書くのか
・大宮がどのようなターゲットを設定してきたのか
脇本陣は何年のものなのか

 

おつかれさまでした。

 

M1 芦谷