サブゼミC班 1回目

B4の富山です。
C班1回目の発表では真木宗介著『時間の比較社会学』(岩波現代文庫 2003)を取り扱いました。
 
 
この本で真木さんは、
「文化」と「社会の形態」によって異なる時間の感覚と観念があるとしていて、それらを比較検討することで、「直線的で無限大に続くような時間意識」がどのように形成されたかを明らかにしています。
 
この本で特に面白いのが原始共同体の時間意識で、アフリカのホピ族では時間の移行は"領域の移動"として捉えていて、時間は遡ることが可能であるとされています。
 
初めてのサブゼミで苦労しましたが、時間に対する認識をガラッと変えてくれる本でした。
 
 
B4 富山