5/21 ゼミ発表 C班1回目

C班の今年度1回目のゼミです。

B4とM1は頭出しを受けて少し調べた内容を、M2は研究内容の紹介と進捗報告といった内容の発表でした。

 

弓削多宏貴「19世紀〜20世紀における建築家による「地域社会」的論とその展開について」

・テーマの整理|建築家による地域社会とは

山本理顕コルビジェ→建築家によって「地域」の定義が異なると思うので、比較・検討する

・視点の整理|建築家による地域共同体の規模提案と現実の都市の齟齬

建築家による地域共同体の規模と推移、都市空間を統計データで比較

・建築家と哲学者の関連性|山本理顕とHannah Arendt

『人間の条件』(1958)における私的空間と公的空間

・課題と展望

→範囲を定めて猛勉強してみる(1970年代の日本人建築家によるコミュニティ論を総ざらい)

 

 

塩田航「異邦人の手記などから追う 日本の暮らし」

渡辺京二『逝きし世の面影』葦書房(1998)の内容

幕末〜明治にかけて日本を訪れた外国人旅行者の手記などから当時の日本の生活を見る

イザベラ・バード『日本奥地紀行』を用いて1880年頃の日本の暮らし(特に生活・建築・街並みに関わるもの)の記述を拾い上げてみる

→先行研究を調べること、近世都市史・生活史の勉強を行うこと

 

 

中村彩「臨海副都心における都市構成」

・平本一雄『臨海副都心物語「お台場」をめぐる政治経済力学』中公新書(2000)の勉強

・2020年オリンピックにむけた湾岸開発について

→「「政治経済力学」がはたらいている場所である湾岸」を念頭に置いて進める

 

 

平場晶子「民衆の欲望と法規制のせめぎ合いによる路上空間の変容に関する研究」

・研究内容紹介

・幕末期日本橋区の写真資料について地図上にプロット

アスファルト舗装、街路樹の変化

・今後の展望

→「民衆と統制側の欲望のせめぎ合い」の視点から路上で起きてきた現象を分析すること

 

おつかれさまでした。

 

M2 吉永